ニュース news

福島県浪江町に伝わる「鹿舞」の民俗誌完成

Book&Video

福島第一原発から約10キロ、福島県浪江町苅宿(かりやど)地区。ここに伝わる「鹿舞」は関東の三匹獅子舞と、東北の鹿踊りのハイブリッド、5頭立ての非常に珍しい民俗芸能です。東京文化財研究所では約3年かけて、鹿舞とそれを伝える苅宿地区の民俗誌をつくりました。震災後6年間は帰ることができず、2017年4月よりようやく帰還可能となった苅宿ですが、現在地区に住む方は未だ僅かです。そうした中で鹿舞を未来に伝えるべく、今回の作成となりました。苅宿地区への全戸配布をおこなっています。(一般販売はおこないませんが、近日PDF版を無償公開します)

『かりやど民俗誌』目次
福島県双葉郡浪江町苅宿をゆく
苅宿の近代記録からみた苅宿
暮らしを支えた楮と紙
苅宿の心を伝える無形文化遺産 苅宿の鹿舞
*獅子舞と鹿踊り
*由来と言い伝え
*諸役と演目
*練習から本番まで
*佐藤良通さんの思い出
*遠征と変遷
*保存会の規約
*鹿舞と猿面
*鹿舞のうた
*鹿舞の芸態
*鹿舞の音楽
苅宿の神楽
巫女神楽「浦安の舞」
標葉神社と苅宿家
どぶろくづくり
苅宿の年中行事