鹿なのか、本当に鹿なのか?
徳山の鹿ん舞/静岡県川根本町

鹿なのか、本当に鹿なのか?

 鹿だ、それもけっこうリアルな鹿だ。東北地方には鹿踊りという鹿のカシラを被った踊りがたくさんあるけれど、こういうリアルな鹿はほとんど見られない。しかしよくよく見れば、本当にリアルなのか。口がこんなにがばっと開いていて、しかも歯がずらっと並んでいるというのはあり得ない。でもまあ鹿なのだろう。お盆の時期、男子中学生によってこの鹿ん舞は演じられる。ぴょんぴょんと飛び跳ねる様は、たしかに鹿っぽい。

メモ

 SLが走ることで知られる大井川鐵道の駿河徳山駅。駅から少し歩いた浅間神社などで8月15日の祭礼に演じられている。鹿ん舞のほかに、女子小中学生が担当するヒーヤイ踊りや大人が演じる狂言、さらに趣向をこらした花火もあって夏の夜を楽しむことができる。

にゃでしこ
川根といえば、なんといっても川根茶。神社の近くも茶畑が広がっているのにゃー。